松本様 貴重な押隈をお持ちなんですね。^^ S31年1月が歌舞伎座で『蜘蛛の拍子舞』の福才が梅玉の初舞台ですから、 引き続いての大阪でのお披露目のときのもの、ということになりましょうか。
申し上げるまでもなく、押隈は最大で1興行期間中の枚数しか採れませんし、毎興行採るものでもございません。 ましてや松本様ご所持の押隈のように記念興行のようなものであれば、なおさらですね。
以前経師屋さんに伺ったところによると、経時変化による変色も押隈の味わいのひとつとか。 (化粧の油分などでも酸化による変化があるそうです) ですから、押入れに仕舞わずにどんどん飾ってください、と仰っていました。
せっかくお求めになった押隈ですから、もしお邪魔でなければ、 これからもお手元に置かれ愛でていただけると大変嬉しく存じます。
さて、topページ画像の赤星ですが、衣装の違いお分かりでしょうか? 5人揃っていないとわかりづらいかもしれません。 お気づきになったら、教えてくださいね! |