ご無沙汰しております。 このところ夏らしからぬ天候が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか? 新潟,福島の豪雨に遭われた方々にお見舞い申し上げます。 度重なる災害でで農業・漁業に携わっておられる方たちはじめ現地のご心労、如何ばかりかと.....心配することしかできません。
今月梅玉はお休みをいただきますが、「ひとりごと」でつぶやいているようにあまりゆっくりはしていられないようです。 が、こうして休演の月も忙しく過ごさせていただけるのは、ありがたいことです。
本年後半の予定がほぼ決まりましたが、地方は10月の名古屋のみとなりました。 今年は夏の巡業も西コースのみと縮小され、皆さまに"Live"でご覧いただける機会が少なくなってしまったこと、残念に思います。
シネマ歌舞伎、映像作品として舞台とはまた違った趣が楽しめますね。 大画面で観ると舞台ではわからなかった小さなことが映し出され、今更ながら役者ってすごいなぁと思います。
以前も申し上げたかもしれませんが、お芝居に限らず小説や歌,映画など、世の中に出された作品は作者の手を離れた瞬間から、受け手の数だけいろいろな捉えられ方をするものだと思います。 そこには作り手の全く意図していなかったものも生まれてくるかもしれないし、狙いどおりしてやったりということもあるでしょう。 こうして皆さまのいろいろなご感想を聞かせていただけるのは、とても嬉しくまた楽しいものです。
めいさま、十郎get、おめでとうございます^^。 十郎は二枚目の柔らかさの中にも武士らしい凛々しさもあるお役だと思います。元気な女の子!に共通する雰囲気があるかもしれませんね。 歌舞伎のセリフの抑揚は、日本語のアクセントを少々大げさに音取りしているンです。そして日本語は同音異義語が多いので、音程が違ったり、間(ま)を入れる位置や息継ぎの位置が違うと言葉の意味も違ってきてしまいます。 楽しみながら、美しい日本語もgetできると一石二鳥ですね。 何はともあれ、無事に発表会を終えられることをお祈りしています。 |