日本俳優協会のhpを見ていたら、今年の俳優協会賞の記事が。中村梅秋さんの受賞理由は卓越した「とんぼ」の技術とありました。以前、そのことを噂に聞いて、舞台を注目していましたが、とんぼをかえっているとき、ほんとうにからだの動きがまるーく円を描いて見えました。技術を伝えていく力もあると認められたのですから、ますます腕を磨き、後輩を育てていってくださるよう祈っています。そういえば、一門の先輩・梅蔵さんも「とんぼ」には定評があったとうかがっています。歌右衛門丈も認めていらしたとか。先月の梅之あらため梅乃さん名題昇進披露に続き今月の梅秋さんの受賞、ほんとうにおめでとうございます。 今月の『忠臣蔵』、梅玉さまの塩冶判官を観たいと改めて思いました。 四段目の憂いある判官が忘れられません。ぜひぜひ実現を! |