ひとりごと 〜 10/06

1ヶ月の休暇も終わり、明日(5/29)6月博多座の稽古を東京でしてから、夜の便で福 岡に参ります。30日には船乗り込みがありますが、お天気は?この原稿がHPに載る ころには結果が出ていると思います。
川端が火事のニュースを聞いてから始めて行くのですが、どうなっているのか気懸 りです。また元の街並みに戻っていることを願っております。

「小野道風青柳硯」─ 柳ケ池蛙飛の場の小野道風は、小野東風がモデルではありま すが筋は荒唐無稽なお話です。その荒唐無稽なお話をご見物に楽しく自然に受け入 れていただけるよう、古風に勤めたく思っております。
「増補双級巴」の此下藤吉久吉は、石川五右衛門と幼馴染という設定のお話、これ も歌舞伎らしい芝居です。最後は有名な山門の場になりますが、華やかさと品格を 大事に神妙に勤めたく思っております。
夜の部は「鬼平犯科帳」に初参加いたします。何度も繰り返して上演されて定着し た作品なので、新参者が芝居の雰囲気を壊さないように、ご見物が江戸の生活を感 じ、鬼平の日常を垣間見ることができるように、鬼平の懐刀佐嶋忠介を演じたく 思っております。
この佐島忠介で出番が終わります。6時頃には身体が空くのですがホテルは劇場の 隣、あまり出歩くこともないのではと……、今はそう考えておりますがどういうこと になるのでしょうか?それは次回にご報告いたします。


休暇最後に立命館大学での講義がございました。月中(5/16)の後援会の懇親会で予 行練習をして、皆さまよりご批評いただき、それを参考に本番に臨みましたが、400 人もの聴講者の前での講義、やはり緊張いたしました。学生さんは今まで歌舞伎を 観たことがないと思い込んでおりましたが、半数以上の学生さんが観たことがある と聞いてびっくりいたしました。後援会の方の助言を実行し、写真を使い、実技も 交え講義をいたしましたが、まぁ無事に終えることが出来ました。質問時間が設け られており、何も質問がなかったらと心配いたしましたが、何人もの方から質問を いただきました。その中で「子供の時から人生のレールを敷かれていて反発したこ とはなかったか?」と聞かれたよきには、稽古をサボってジャズ喫茶に通ったこと など思い出してしまいました。質問にも無事答え終えて東京に戻り、この原稿を書 いている次第でございます。


さて、東京新聞に連載中の「言いたい放談」。 5月2日分をお読みになり、少し時期が早いのではとお思いになった方が多数いらっ しゃいました。いつものとおり、実際にあの原稿のように、散歩をしてポアロを読 んでのんびりと過ごした休暇でしたが、本当はあの原稿は16日掲載分で、2日分は別 の原稿が用意してありました。前に一度、字の変換ミスを気づかずにいたことがあ り、それ以来原稿はすべて歌舞伎座宣伝部に校正してもらっておりましたが、4月末 日で宣伝部も閉鎖されるので、5月分は珍しく早く仕上げ校正後に纏めて送ったので すが、なぜか16日分が2日に載ってしまったわけです。そこで幻となりました原稿を 東京新聞よりご許可をいただき今回のHPに掲載いたしますのでご笑覧くださ い。



福岡は観光にも適したところです。ご観劇にお出ましくださいませ。
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