ひとりごと 〜 07/09

「ひとりごと」も夏休みとなっておりました。

さて、巡業が始まります。私は「番町皿屋敷」を時蔵さんのお菊で勤めます。どちらかと云うと不器用でいて、悪ぶっていても、純粋な青年。真っ正直な恋を描きたく思っております。
口上では信二郎君の錦之助襲名披露、松江の初お目見えのご挨拶の口火をきらしていただきます。二人とも子供のときから良く知っておりますので、言いたいことは山のようにございますが、整理してお祝いとご披露をさせていただきます。
今回は初日と楽日以外は自宅通勤は無く、ずっと東京を離れる旅となっております。お近くに伺いましたときにはご見物いただきたく、お願い申し上げます。

懇親会に大勢の方がご参加くださり、新らしい方もおられたようで、嬉しく存じました。
今回は、ゲストはお呼びせず、「時雨西行」のビデオを見ていただきました。大きなスクリーンでも生の舞台の幻想的な雰囲気は伝えることができませんでしたが、それでも、清里の舞台をご存じない方々からは驚きの声が聞かれました。日舞のお師匠さんもいらしておられましたが、すばらしいコラボとおしゃっていただきました。お世辞もあるとは思いますが、手前味噌ながら良く出来た作品だと思います。
初演の時から好評で新国立劇場やロシア公演でも取り上げられましたが、いつも都合がつかず、蘭黄さんが勤めてくださっておりました。でも清里は私のものと、今回で3回目の「時雨西行」(切支丹道成寺を入れると4回目)となりました。
7月中のリハーサルに3回、八王子にまいりました。バレエ団の方々は私抜きで何度もリハーサルをなさっておられ、初めの日はこちらが「ごめんなさい。」といったところでしたが、今回皆さんも成長され、特に前より男性舞踊手と踊っていて意思の疎通ができ気持ち良く踊ることができました。
ゆり子さんの江口の君から普賢菩薩になられるところがなんとも神秘的ですばらしく、本当に引き込まれる思いがしました。ヒロさんとゆり子さんとご一緒の舞台に立つことは、私にとって至福の時といえます。
30日が大雨となり中止で、今年は一回しか本番の舞台をご一緒できなかったのは残念でした。今年が最後といったのは取消します。私にとっても素晴らしいときをもう一度持ちたく思っておりますので、清里の舩木ご夫妻、そしてヒロさんゆり子さん、よろしくお願いいたします。
30日大勢ご見物においでくださった後援会の方々にもお詫びとともに、次回また、ぜひお出かけくださいと、今からお願いいたしておきます。

前回の「ひとりごと」で川口ゆり子さんが宇崎竜童の生歌で踊ると書きましたが...録音の演奏でした。でも現代舞踊の中で普段と違ったゆり子さんでしたが、相変わらす綺麗で私は結構楽しみました。終わった後に皆さん(今村博明さんを含めて)と話をしていて、ストーリーは私が一番理解していたのではと... 皆さんに説明してしまったのですから!

八王子のリハーサルの間、一週間清里でのんびりし、皆さまにご紹介したお店にも行ってきました。あと、フィールドバレエの間は、弟子の勉強会等で東京へ行ったり来たりしておりました。お陰様で、一心會、稚魚の会と無事終わり、本人達は勿論私もほっといたしました。
一心會では梅之、梅丸と良いお役をいただき、勉強させていただきました。梅秋は後見で大活躍、これも大きな財産になったと思います。
梅丸は「子供歌舞伎体験教室」に後見で参加させていただくつもりでおりましたところ、急に不参加になられた方があり、代役で初めての女形、少将に出演させていただきました。一夏に、五郎(一心會での「雨の五郎」)と「対面」の少将で恋人同士を両方出来たと生意気なことを言って大喜びでした。お教えくださったコーチの先生に御礼申し上げます。
一心會、稚魚の会と後援会の方もお出ましくださったようで、弟子達へのご後援感謝申し上げます。皆がんばっておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。


本当に暑い夏でした。清里で涼んだ後の東京は特に辛く感じました。秋になって夏の疲れがでませんように、皆様もお気をつけになって秋からの御観劇お待ちいたしております。
TOP / よこがお / ぎゃらりぃ / すけじゅうる / とぴっくす / ふぁん / らくがき
ご意見・ご感想などがございましたら、ご一報ください。
All content copyright baigyoku.com since 2002 無断転載を禁ず