ひとりごと 〜 05/09 (1)

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8月も終わりです。今年は去年にも増して暑い夏だったように思います。これも地球温暖化の影響でしょうか? 世界各地で大水や熱暑、私達一人一人が考えなくてはいけないこととは思うのですが、便利に慣れた身にとっては…。冷房の温度を2度程、昨年の夏より上げるようにいたしました。
その暑い夏、ダラダラしていたらもっと辛い夏となっていたかもしれませんが、清里フィールドバレエの出演、子供歌舞伎体験教室、勉強会の指導と20日まで休みがなかったのが却って身体には良かったように思えます。

さて、この夏のご報告といたしましょう。
8月1日から稚魚の会、歌舞伎会勉強会の稽古が始まりました。3〜6日・9日はお休みをただきましたが、19日の舞台稽古までほぼ全日稽古に通いました。6月より始めてはおりましたが、本格的な稽古はこの日からといって良いでしょう。それぞれに勉強していたものを一つの芝居として纏める。相手役、また他の出演者のことを考えて自分の芝居をする。周りとの間合いを考えた上で台詞を言う。当たり前のことですがこれがなかなか難しく、一生懸命になりすぎると、自分だけになってしまう。今回も教え、また教えられる日々でしたが、本番当日は出演者一同、持てる力を出し切った舞台で、見ていて気持ちが良い舞台となりほっといたしました。
私の弟子では梅之が勝頼をさせていただきましたが、テクニックよりも、風情で見せるお役ですので大変むずかしい役でございます。まだまだ勉強ですが、良くやっていたと思います。梅秋もA・B両班の「対面」で違うお役を務めさせていただき、良い勉強をさせていただきました。二人ともこれを糧にして、今後も勉強してほしく思っております。

8日からは平行して子供体験教室が始まりました。初日は歌舞伎保存会会長の京屋の兄さん(雀右衛門丈)もご出席いただき、開校式がございました。参加申し込みが大変多く、抽選で残った4〜6年生、60名が参加いたしました。3組に分かれ、7日後には「対面」を国立小劇場で発表する。その稽古もですが、三味線などの和楽器を実際に触ったり、大道具などの見学と、歌舞伎の裏側に触れる時間も持ちました。本人が好きで申込まれたお子さんは勿論、親御さんの勧めで参加したお子さんもおられたようですが、真剣に熱心に取り組んでおりました。日が経つにつれ、歌舞伎が好きになっていく様子が見られうれしく思いました。
この子らと接しているときに思ったことですが、歌舞伎に限らず、日本人として、やはり子供のときから日本の古典芸能、ひいては日本の伝統文化に触れることは大切なことと感じました。先ず日本を知り、世界を知る、そんな子供たちになってほしいなどとも思いました。
実際の指導は、時蔵、團蔵、芝雀、歌昇さん達が中心となり、ほか数名の方達が助手となって真剣に子供達と向き合った指導してくださいました。その成果もあり、子供達も生き生きと驚くほどしっかりとした舞台を務めました。子供の持っている力に改めて感心してしまいました。来年も子供歌舞伎体験教室は開催の予定でございます。私も参加できることを楽しみにいたしております。
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