ひとりごと 〜 05/02

1月の舞台も無事、千秋楽を迎えさせていただきました。26日の久しぶりの梅玉会の新年会にも大勢さまに お集まりいただきありがとうございました。初めてお会いする方もおられ、私自身は楽しい時間を過ごさせて いただきましたが、ご出席の皆様は如何でしたでしょうか? 森英恵先生からもすてきなお話が伺え「班雪白骨 城」の再演ができればと、改めて思いました。皆さまのお声が届けば叶うのではとも思いますので、よろしく お願いいたします。

新年会の折、鳥取名誉会長より「お正月らしい狂言で、この暗い世の中だからこそ、このようなお芝居の上演 が相応しい」とお話がありました「御ひいき勧進帳」─ ご覧いただいた方は、理屈なしにお楽しみいただけた のではと存じます。初芝居は厄払いにもなるといいます。今年が明るい年となるような、古風なおおどかな、 歌舞伎らしい歌舞伎だったのではないかと思います。私もおおどかに、楽しく演じさせていただきました。

楽の翌日から稽古が始まりましたが、その日に先代三津五郎兄さんと信子姉さんの七回忌の集まりがございま した。信子姉さんを追いかけるように逝かれた兄さんですが、もう6年もとの驚きと、お二人とも早くに逝かれ てしまったことに残念な思いがよみがえりました。
そしてその翌日29日はお祝い事、新勘三郎襲名披露パーティーもあり、稽古中も忙しいスケジュールとなりま した。

2月の舞台ですが、「番町皿屋敷」─ 何度もいたしておりますが、歌舞伎座では初めてらしいです。時蔵さん とも今回が初めてとなります。魁春とは違ったお菊ですが、ほかの播磨役と何度もなさっておられます。手馴れていらっしゃいますが、一途な思いが良く出ていて結構なお菊です。私自身は、気持ちよく演じら れる役なので、自分だけ気持ち良くならないよう、また慣れが出ないようにしながら、若々しく、綺堂先生の 男のロマンを歌いあげたく思っております。
「隅田川」─ 昨年京都南座にて好評だった演目が、東京で早くも再演となります。何度も申し上げるように、 亡き父の大切な作品です。形が変わっても、私自身の演じる心は父の教えを守って演じさせていただいており ます。

2月は弟子の梅之が柝の会の公演に出演させていただきます。良い勉強の機会を与えていただいたので、頑張っ てほしいと思っております。私は昼の部で出番が終わるので、日本橋劇場での公演の時の夜の部で見に行くつ もりでおります。あとは、夕方から好きなアメフトのビデオでものんびり見ようかと思っております。
寒い日がまだまだございます。お風邪など召しませぬよう、お大切になさって、お芝居見物お願いいたします。

今回は非常に短い「ひとりごと」になりましたが、まあ、良しといたしましょう……!
TOP / よこがお / ぎゃらりぃ / すけじゅうる / とぴっくす / ふぁん / らくがき
ご意見・ご感想などがございましたら、ご一報ください。
All content copyright baigyoku.com since 2002 無断転載を禁ず