ひとりごと 〜 04/08

「稚魚の会」も終わり、本当の夏休みと思ったのもつかの間、西コース巡業の初日となってしまいました。 松戸、平塚と2日間の舞台を務め、今日はお休みで、明日大阪に参ります。大きな台風が九州上陸、 四国・中国地方で猛威をふるっているようです。これからの巡業先にもあたりますので、気にかかります。 毎年のことながら、自然の力の大きさを感じます。
巡業で一番心配なのが、移動。電車がとまったら、飛行機が飛ばなかったらと、天気予報も気になります。 幸い、私の経験では一度も芝居を開けられないということはありませんでしたが、今年は大きな台風の 当たり年のようで如何なりますか。無事終わることを願っております。
ともあれ、今回の台風で被害にあわれた方々にお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈り いたしております。

前回、「稚魚の会」の指導日記を… と書きましたが ─── 明日出発ということで感想を纏めて みましたので、お許しください。
与三郎 ─ 改めて難しい役だと実感いたしました。世話物は形があるようでないので、その役に見せるように なるまでが大変でした。しかし、皆よく勉強してきており、一生懸命いうことを聞いて学んでくれました。 玉三郎さんは女形担当でしたが、玉三郎さんのお富で私も与三郎をいたしておりますので、私のやり方に 合わせてこまやかな指導をしておられました。私も彼のお富のやり方を思い出しながら、また演じる人の個性を考慮しながらも、基本を伝えるようにいたしました。この作品は出演者全員が個性のある難しい役ですが、 調和がないと作品として成り立たなくなります。始めのうちは、お互いが自分のことだけで精一杯で心配も しましたが、本番は調和もとれ良い舞台になったのではと嬉しく思っております。
昨年も感じましたが、皆芝居が好きで、一年に一辺の大舞台ですので、稽古から真剣に取り組む姿勢が すばらしく、私自身学ばせてもらいました。
今年は弟子の梅之が「法界坊」を勉強させていただきました。本人にとって、良い経験になったと思います。 ご覧なられた方もおられたとのこと、ありがとうございました。

西コースの巡業は、7月と同じお役ですので、慣れがでないように、時に父の説教を思い出すようにして 務めさせていただきます。
関西は大阪、九州は博多、中部地方は名古屋のホテルを基地として通うかたちがとられました。四国は夜の 移動になりますので、雨男を廃業したつもりでおりますが、お天気が続くことを祈っております。メンバーも 変わりませんが、私のところは新弟子が入り、今回の巡業から加わりました。初仕事が一日一日の移動なので 大変かと思いましたが、最初の2日間は、無事やってくれました。この分ですと、先輩たちとも良いチーム ワークがとれるのではと思っております。
梅蔵、梅二郎、梅之、そして梅秋と ─ よろしくお願いいたします。
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