ひとりごと 〜 03/01 (1)

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梅の便りもまもなくという季節となってまいりましたが、ホームページ読者の皆様にもお健やかにお過ごしの御事と 存じ上げます。新しい年も皆様には劇場にお運びの上、御後援宜しくお願い申し上げます。
昨年 押し迫って開きましたホームページ、掲示板も読ませて頂いております。 これからも宜しくお願いいたします。

さて、第2回目の「ひとりごと」は昨年暮れからの私の日々と1月の舞台。
12月国立劇場無事千穐楽を迎えほっとして… と普段はなるのですが、この日は終演後藤間宗家の稽古場で 1月末の金沢での舞踊公演の稽古(新宗家の振り付けによる「道行忍初恋」)。稽古後に新幹線で大阪にまいりました。
翌27日は苦手な早い時間の稽古、その後3日間 初春芝居の稽古で大阪に滞在しました。
年末は東京に戻り、例年通り 大晦日にはお世話になった方へのお礼と父母のお墓参りをいたしました。 夜は一年を振り返り反省と新しい年の決意を… では無く、テレビ(紅白も含め)を見て年越し蕎麦を食べのんびりと すごしました。

元旦は5年ぶりのお正月なのですが、カミさんも夕方より大阪に行くため、一応おせち料理とはいえませんが お重に入った料理と、お雑煮だけを頂きました。
これも、5年ぶりの御年始廻り…。 父の代の方がいらっしゃらなくなったことを改めて痛感いたし、 自分自身の責任を感じる一年の始まりとなりました。
新横浜で車を降り5時過ぎの、のぞみで東京駅から乗ったカミさん、番頭と共に大阪に入りました。

翌2日からは東京以外で始めての新年の舞台となりました。松竹座初春興行二代目魁春襲名披露の初日でございます。
昨年4、5月は父 六世歌右衛門の追善でもありましたので、私の責任興行でもありましたが、今回は弟の責任興行。 少しは気楽…? と思っておりましたが、やはり弟のこと、何かと気になりますし、ついつい口を差し挟んでいる自分がおります。
父と同じ女形の魁春、私以上にプレッシャーがあるのではと心配致しておりましたが、鴈治郎兄さんを始め、松嶋屋さん三兄弟、 我當兄さん、秀太郎兄さん、仁左衛門さんの心温まる口上を伺うと、弟は本当に皆さんに愛されていて幸せだなと、 つくづく感じました。これからも先輩、共演者に愛される役者であってほしいと願っております。
襲名狂言の初役の「道成寺」は、父が申しておりました品格のある大きな役者にという路線の舞台であったのではと思い、 父もまだまだと言いながらながらも喜んでくれたのではと存じます。


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