ひとりごと 〜 02/12 (1)

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始めてのご挨拶

携帯のメールはできるようになりましたが、ホームページ・パソコンには無縁の私。
そんな私事、中村梅玉のホームページが小学校時代の友人たちと、歌舞伎ファンの方達のボランティア協力で年も押し迫って、 開設の運びとなりました。
毎月このページに芝居の事、日常の事を思いつくまま書かせていただくこととなりましたので、よろしくお願い申し上げます。

さて、11月の舞台は上方風の忠臣蔵でございました。
私の役、塩冶判官は基本的には梅幸おじさんに教わった型で演じていますが、師直役の方に合わせて演じますので、 今回は鴈治郎兄さんの遣り方。上方風になりましたでしょうか。
梅幸おじさんにも、亡父歌右衛門にも「第一に品格を」と言われたお役でございます。 主君のために仇討をと思えるような判官になるようにと務めましたが、如何でございましたでしょうか。
おじさんは「切腹の後がつらいよ。」と言われておりましたが、初演の頃は苦しさを感じなかったのが、 今回は由良之助に早く足を払ってもらいたく感じたのは……、年のせいでしょうか?!
この役は私の好きなお役の一つでございますが、今月はガラッと変わって、悪役でございます。 判官のように辛抱・我慢のお役と違い、発散できるのではと演じるのを楽しみにしておりましたが なかなか難しく、兄さん方に相談しながらお役を作っております。
これからも時々は敵役も演じていきたいと思っています。

11月は、東京會舘で鈴木治彦さんのトークサロンに出演いたしました。
鈴木さんの司会に乗せられて、いらぬことまでおしゃべりしてしまったのではと反省いたしております。

もう一つの11月スペシャルは岡崎ゆみさんのピアノリサイタルで、音楽劇マクベスを演じたこと。
十年来の友人であるゆみさんからリサイタルに出演の依頼が来た時は、ピアノに合わせての朗読と思い込み、 簡単に返事をしてしまい、よくよく聞いたらシェイクスピア……!
慌てましたが、後の祭り。清水の舞台から飛び降りるつもりでやりました。
御覧になった方、感想お聞かせください。

12月には、これもまた本興行のほかに国立第二劇場のオペラ科とバレエ科の研修生に講義をいたしました。 「歌舞伎の修行と舞台上での礼儀と品性について」という講義内容で依頼されたのですが……。 研修生は熱心に聴いてはくれましたが、講義内容はズッコケていたのでは。。。台本のないのは、どうも苦手です。


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